住職日誌8(坊守)
9月28日の聞光道のことをご報告します。
出席者はいつもの方たちに加えて岐阜から田中秀法さん、森はる美さんが参られました。全員で10名。花子さんは風邪をひいてお休みでした。
私(法喜)が今回もっとも印象に残ったことは、藤谷秀道先生がよくおっしゃっていた 「死んで立派になるような生き方を今、なさい」 というお言葉です。 このお言葉は何度も聞いていましたが、このたび深く響いてきました。
他人の評価や評判は気にしないでいいと思いながら、やはりどこかで気にしている自分がいて、どことなく足が停まっていると感じていたときに、とても効きました。
翌朝の朝参りではちょうど御書信第百信が終わりました。 また第一信からはじめます。もう何回目になるか、わかりません。 毎日一信ずつ輪読しています。 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
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住職日誌7(坊守)
10月1日、カレンダーをめくりました。
先月9日から新しく朝参りに参られるようになった上原誠二さんは、昨日お仕事をお辞めになりました。園芸の仕事は体力的にキツイそうです。そこへちょうど朝参りという新しい仕事が始まりました。 如来様のおはからいだと思わされます。
聞法は初心者とのことですが、お母様は仏さまを大切にされてきた方ですし、その血が流れているのでしょう、すんなりと溶け込まれました。私たちは久しぶりに新しいお仲間が増えてとても心強いです。ひとりの存在が大きいです。
今日は住職と二人で買い物へ行きました。 お米の収納庫をナフコで買いました。長く保存するには必要です。前から欲しかったものです。
次に常照さんのメガネを買いに行きました。パソコンをするときに目を保護してくれるメガネがあると聞いて出かけたのですが、お店にありませんでした。ザンネン。
それから法要のお菓子を買いにスーパーへ行きました。 秋のお彼岸法要が近づいてきました。 たくさん買うので二人で行かないとたいへんです。
常照さんは疲れると目にきます。 体の中で目が一番弱いので、目がやられるのです。 最近、パソコンをするようになって目を使うのと、この二日間田川まで車を往復したのが祟ったのでしょう。
そういうわけで、毎日更新することになっている住職日誌、今日のみ教えが止まってしまいました。今日は坊守が代わって書いています。 常照さんの雰囲気を壊してしまうかもしれませんが、悪しからずご了承ください。 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
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住職日誌6
お月忌のあと、3時ころ、ラッシャイの発送の手伝い、それからザ・チョーニンジのメンバーと音楽を楽しみました。来年9月に発表の目標に練習が始まりました。疲れが取れました。 畑に春菊、大根、ホウレンソウを蒔きました。種を植えなければみのりはありません。聞法なければ自覚の信心の芽は出てきません。先生方のお育てがなければ芽は育ちません。油断なく、日頃の草取りや肥料、手入れが必要です。 ラッシャイをご門徒さんに届けつつ知らされました。念仏の法が届けられるまでどれだの苦労があったのか。インド、中国、韓国、日本。各時代。届けられてもこちらに機が熟せられていないと紙屑です。 現代の日本は、人類は、大事なことに気が付かつかないといけない時代になっています。土台、拠り所がしっかりしていないと、情報に振り回されます。疑心暗鬼で対立ばかりが強まる流れですね。
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住職日誌5
ラッシャイの印刷ができました。まもなく皆さんに届けられます。今日は印刷をセットします。朝参りの皆さんが手伝ってくれました。反応があるから有難くやりがいがあります。前号の礼状などがいまだに届けられてきます。 本日はお西様のお寺の彼岸会のご縁です。若住職さんがわざわざ案内状を先日持ってきてくれました。そういう時は何倍もうれしいですね。やく10年ぶりのご縁です。お育てが楽しみです。
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住職日誌4
人が訪ねてきたり、予定外の出来事があったりで、日誌がぬけました。想定外のことがいつも明るい方向へと転じられる事実に仏智の不思議を見せられます。ここ数日、ホウムページの仕上げにかかっています。9割がたできてきました。今日はラッシャイの原稿にかかります。来年いっぱいかけて、本がます。まだ一割しか書けていません。頭で考えたらできません。ご本願の御力は不思議です。偉大です。日常生活の些細なことまで実験さされることであります。だから毎日が新鮮なのです。
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住職日誌3
百カ日残された夫との取りとめのない会話がご法話と同じ価値を持つことを教えられる。 久々に寺にありて部屋の掃除、メモの整理一息つく。昼から会議あり。 今日は田川の慈光寺さんの彼岸会にいきます。どんなお育てを頂くか楽しみに。
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住職日誌2
富山県高岡市、超願寺にて蓮如上人御一代記聞書の勉強会、第100条 「はるか久遠劫の昔からの久しい仏は阿弥陀仏である。その仏が衆生をお救い下さるために、仏の地位から下がり、仮に法蔵菩薩となられて、四八の誓願をお立て下さったのである。」形無い世界、あるいは人間の思いを超えた世界、無限なる世界、解らない世界と形ある世界、解る世界、有限なる世界との道がつくとき、解らない世界に落ちつける。 解らない世界に落ち着きを頂いて、私は形ある世界に落ち着きと自由をたまわりました。念仏がお礼となり、人の世に生まれてよかったとならされました。人生がむなしくなくらりました。解る世界は有限ですから、落ち着かなかったはずです。安田先生は「根本願は形がない」といわれました。 大石先生は「解っちゃいけんのよ」と仰せられたのです。弥陀の誓願不思議に助けられ参らせて・・・摂取不捨の利益にあずけしめたもうなり。
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住職日誌1
北海道の札幌へ、辻山三郎師(98歳)にお礼参りに行かせて頂きました。明るく、元気で驚きました。全国にもこんなお方は少ないと思います。長生きされて、この事実をお念仏の功徳としてお伝えして頂きたいです。2泊3日、佐藤さんご夫妻(奥様が辻山さんの娘さんです)、伊東正子(純正)も加わり、観光などなしにご法座の華が咲きました。 帰りに伊東さんの家に寄りました。庭や家がきれいでモダンでした。「天井の明り取りの窓からお月様が出ると、大石先生が出られるようなんです。こちらの窓から星がたくさん出ると同行さんたちがおられるようなんです。」と、ゆたかな心の生活を見せてくれました。職人気質のご主人が勤行だけでなく、これからは聞法しようといってくれた事がうれしかったです。 北海道のご縁のスタートを感じました。
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住職日誌8月29日
28日の聞光道は東本願寺上山の余韻や違う班での出来事など聞かせて頂きました。大交響楽が奏でられたことや一人ひとりの脱皮を知らされました。 その日、新開(慈光寺)さんが泊られ29日の朝まえりのご縁に会われました。 自分(人間)の満足なのか、仏の満足なのか。人間の満足は浅く、本当に人も救われることにはならない、仏の満足なら、人にも伝わっていくことを知らされました。 「一宗の繁盛ともうすは、人の多く集まり、威の大なる事にてはなく候う。一人なりとも、人の、信を取るが、一宗の繁盛に候う」まったくそのとうり、そういうことを言える人がいなくなった。さらに実行している人は本当に少なくなりました。このたびの信心を焦点とした上山は親鸞様、蓮如様、諸先生方、仏様が満足された事を、記念写真を見つつ思わされました。
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住職日誌8月27日
22日から24日の念仏同朋奉仕は一つのターニングポイント(分岐点)となりました。一人ひとりに本願成就を見せられました。蟹が深海に集まって一斉に脱皮するというテレビが昨夜ありました。また、イギリスのオリンピックで一つ一つの火が一つの火になっていったシーンが浮かんできました。 法蔵菩薩が二河白道を歩まれることはたのもしく有難いことです。自分が歩まねばと思っていたのと反対でした。唯識の識は迷いですから、思うことなすこと唯、迷い。唯、念仏のみぞ真、光。炭はどこまでも炭、ゆえに本願念仏の火が燃えていける、転じて下さる。想定外が明るい方向に導かれて来ます。 来年も8月22日から24日に集いたいという声をお聞きし、申込みをさせていただきました。 余韻を明日の聞光道で語りあうでしょう。
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