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「長仁寺住職日誌」88

更新日: 2013/10/17(木曜日)
2日、3日。長仁寺彼岸会、参詣者の感話、若院、坊守、住職それぞれ仏様に使われてのご縁でした。久々に「青の洞門」の紙芝居、石工さんの民謡などをさせていただきました。
6日、京都、圓徳寺さま「本願道場」400年の歴史あるお寺の苦労話など初めて聞かせていただきました。
7日、超願寺、「蓮如上人御一代記聞書」の勉強会。あらためて1条から3条まで、大石先生のご書信。
8日、朝、昼、夜のご法座。
9日、朝5時15分発大分へ
9日、東京の樹心社の亀岡さんが本の見本をもってこられました。
10日、11日。本屋さん新聞社さんめぐり。大分合同中津市局の三浦より取材あり。
13日、14日。超願寺報恩講、親鸞様の立体紙芝居をさせて頂く。「願生の火が点く」−人生の分岐点ーたくさんかってくれました。
15日、愛知県刈谷市の酒井笑子さん宅の報恩講、20人くらいの御熱心なお同行さんが参詣されました。熱気があり有難かったです。
16日、岐阜県海津市の西脇正一、品子さん宅でのご法座、台風のため参加者は少なかったですがかんぽの宿で温泉に浸かり、おいしい食事、ご法談の華が咲きました。岐阜羽島えきのホームまでご夫妻と渡辺和子さんが送って下り、ホームでご法談。見送られ、お姿が見えなくなってから、有難さ、かたじけなさがこみ上げてきました。無上のおもてなしを受けたのでした。
17日、朝まえりにて北陸、東海の旅の報告、お土産に頂いた手ずくりのもろ子寿司、ヨモギ饅頭など皆さんと頂きました。境内の掃除、畑の様子、留守中の出来事などの報告を聞かせて頂きました。


「長仁寺住職日誌」87

更新日: 2013/10/4(金曜日)
10月1日、長仁寺彼岸法要の準備。当番地区の森山、成恒の皆さんたくさん出て下さり、駐車場の草刈、参道、境内、裏庭。廊下、内敷、イスだし、記念品等整いました。人力、仏力有難いことです。
2日、彼岸法要、サンガの会の島津貢さんが単車で日本一周された記念品として、大きな茶碗をお宝として展示してくれました。たくさん恥をかくという姿勢での感話は自然で楽しいことを教えてくれました。
若院の感話、坊守の法話、住職の法話。ご参詣者イスも一杯になりました。
夜の座、山本さんの花作りの趣味、水をやり、肥やしをいれても20鉢に一つくらいしかそれなりの花は咲かない、野の花は踏まれても切られてもかれんな花をつける、皆さん野の花のような花を咲かせましょうと呼びかけられ思わず拍手がでました。
 金丸さんはこれから真宗の勉強をしたいとの願いを感話されました。金丸さんはケイトウの花を届けてくださり、野のすすき、ケイトウ、山本さんのダリヤの花でお内陣は秋の花で荘厳されました。手作りの焼酎漬けの梅や柿なども集まり、皆でいただきました。
 夜席は「青の洞門」の紙芝居を久しぶりに味わいました。
3日、無明(我執、法執)を無明とも知らずスタートしていたので重く暗かった。無明と光明は裏と表。宿業と本願。真反対のままに一つ。無明と知らされるのは光が届いているからです。形の世界と形無き世界とひとつです。般若心経では「色即是空、空即是色」。私どもは南無阿弥陀仏と称えるところに彼岸の世界への道が仏様からつけて頂いています。無我の世界、光明の世界に佛様の安心と佛様のご満足に凡夫の不安と不満が溶かされて新世界に踏み出していける不思議な願力を賜ります。
 夜席、参詣者は当番地区以外はすくなくなります、長仁寺も例外ではありません。それでも、こども3人連れの若い御婦人(お寺出身)などが参詣されました。それぞれ、宿業(人間の努力ではどうにもならないありさま)の中をだからこそ本願の光が必要となり本願の救いを求めずにはおれないのです。私たちの若いころの姿を見せられたようでした。
 大石先生は門徒が一軒もありませんでした。その宿業のままに歩まれました。私どもは寺という宿業があります。その中でご本願の歩みをさせられます。氷多きに水多し、障り多きに徳多し。


「長仁寺住職日誌」86

更新日: 2013/10/4(金曜日)
29日、30日。田川郡の通善寺様の彼岸法要。彼岸(浄土)の世界は我(自力)から見ると10万億土はるかかなた、ここをさること遠からず。紙の裏と表のように表から裏を見ようとすると不可能です。ところが一体です。裏のない表もないし、表のない裏もありません。裏がいやだ、嫌いだとして裏を消したら表も消えるのです。生と死も一体、煩悩即菩提。炭を離れた火はなし、火を離れた炭もなし。此岸(穢土)をはなれた彼岸(浄土)はなし、彼岸を離れた此岸もないし。お釈迦さまは「人生は苦悩である、無明である」と説かれたのは「彼岸の無我の悟りの世界は苦から解放された世界であり、光明の世界であります。彼岸の智慧の世界を心に頂きましょう。彼岸(浄土)の世界を拠り所としましょう」と呼びかけて下さったのです。その呼び声、本願の声、南無阿弥陀仏に引かれてのご縁でありました。
 私たち夫婦も暗い者どうしが得道の先生をご縁としてご本願(火)に遇わせていただき、育てられ導かれて炭のままに有難い一日を送らせられています。


「長仁寺住職日誌」85

更新日: 2013/10/4(金曜日)
25日、「弥陀のこころがわからん会」の聞法会の2回目が長仁寺にてあり、宇佐組の昨年の推進員の同期の皆さんです。人数は私を入れて6人でしたが、皆さんの取り組む姿勢が真摯なので私が深く育てられました。今回は三楽について、1、外楽(げらく)・・5感に受ける楽。2、内楽(ないらく)・・人間の意識に受ける楽。3、法楽楽(ほうがくらく)佛の智慧の楽。意識を超えているからわからない、しかし、ご縁に遇うと明るくなる。意欲がでてくる。空しさが超えられる。等。12月は「別世界の会」と合流して、聞法会と忘年会をすることになりました。
28日、聞光道。岐阜の森はる美(釈尼無願)さんが来られました。29日朝、「胸が軽くなりました」と明るい笑顔で帰られました。他力の世界は「佛さまの方に、願い、光明、慈悲、力」があるということ、佛様から見られたら、人間には無我の願い、行、智慧、慈悲はないということ。火と炭の関係のごとしです。炭を離れた火もないし、火を離れた炭もない。炭と火は同時誕生です。優越感、劣等感が消されるところです。佛さまの方に智慧の光明、温かい慈悲心、清浄な意欲があるわけです。ありのままの自身を受け入れられることは人間には難中の難であります。そこを照す光明が仏智であります。一休さまがカラスで目覚められたとは、カラスはいくら洗っても磨いても黒です。人間は迷い、煩悩の存在であり死ぬまで無くなりません。が「故」に火(本願)燃え続けられるのです。佛様は迷うことはないのです。迷い、苦悩をご縁として、佛様のみこころを共に聞かせて頂きましょう。


「長仁寺住職日誌」84

更新日: 2013/9/23(月曜日)
17日、中津組の推進員聞法会。すべての先祖のお蔭、都合の悪い先祖や身内を排除する性根あり、ただしお人よしになるのではない理想ではなく、信心の智慧を頂く。加害者、被害者共に超えて救われる世界でないと片方だけ強調されると狭く感じることなど教えられました。
 本の発行10月7日との連絡あり、タイトル「願生の火が点くー人生の分岐点ー樹心社刊。楽しみです。
23日、徳善寺様の秋季彼岸会、昨年に続いてのご縁です。「アジャセ王の回心」についてのお育てであります。


「長仁寺住職日誌」83

更新日: 2013/9/17(火曜日)
12日、13日は田川市の慈光寺さんの彼岸会のご縁でした。カーナビの到着時間が20分くらいちがい、ぎりぎりの到着でした。すぐのご法話となりました。おためしでありました。皆さんの反応によってお育てを頂きました。
 新開住職は毎月、聞光道へ聞法に遠い道のりを来られています。慈光寺さんの本堂には「本願道場」の額が掲げられています。信心が深まっておられるのが雰囲気からも感じられます。京都のラッシャイ奉仕研修にも参加されまた。私どもが汽車に遅れるというハプニングがあり、受付等の仕事や日程の計画なども加わってくれました。真摯な一貫したご態度に門徒さんからも慕われている様子が伝わってきました。法要のご法話でも一番前に座っておられました。
14日、jさんの満中陰。
16日、夜、中津祖の寺族対象の勉強会、参加者、私と真人君いれて5人でした。
17日、中津祖の推進員聞法会


「長仁寺住職日誌」82

更新日: 2013/9/9(月曜日)
9月に入り涼しくなってきました。本の原稿が終わり産みの陣痛から解放されて窓の景色を見ています。
6日、京都の圓徳寺さまで本願道場が始まりうれしかったです。ご住職と平尾(法蔵)さんと私の3人からのはじまりです。どう展開してゆくのでしょう。楽しみです。夜は伊香詰所さんに泊まり、7日の午前中は本屋さんに行き駅の待合所などで読書三昧でした。

7日、8日高岡の超願寺さんの勉強会とご法座。新しい方が一人、二人、三人と増えてきました。一回だけの物見遊山の人。ためしに来られる人もいますが続けられる人が多いようです。いずれにしても私自身が育てられ生長させられています。


「長仁寺住職日誌」81

更新日: 2013/8/31(土曜日)
22日から24日、本山、同朋会館「ラッシャイ奉仕団」すばらしかったですよ。詳しくは寺報にのります。
26日、中津組組会
31日、中津組門徒会
31日、8月が終わります。本の最終原稿も終わり、題も決まりました。煩悩動乱のTカ月でした。


「長仁寺住職日誌」80

更新日: 2013/8/19(月曜日)
15日まで初盆、月忌の日々でした。息子が帰り助かっています。お盆のご縁にて、目連尊者の「法執」の課題を教えられました。
16日、歌の練習(一休みです)
17日から19日まで本の校正、原稿の書き直し。ラッシャイ奉仕団のこのたびのテーマ「我執・法執」の準備。金子大栄先生の無量寿経の講和は深く勉強になりました。初めてお会いさせて頂いている感じがいたします。


「長仁寺住職日誌」79

更新日: 2013/8/13(火曜日)
7日、8日高岡、超願寺さまへだいぶ疲れてましたがよくしたもので息子(真人君)が汽車の窓の下に手帳を忘れかけていたのに気づいてくれたりカバンをおろしてくれたりと助かりました。また、息子が感話を臆することなくしてくれて有難かったです。よく私が「忙しい、忙しい」というので「充実している」というように息子からアドバイスを受けました。
7日、「御一代記聞書」の6人のメンバーに今回は息子のほかに橋本さんが新しく加わりました。はじまって一年は過ぎました。
8日、大石先生にお会いしてから、何か知らん引かれて一度も欠かしたことが無いという河合さん80才を過ぎておられますがさえています。このたび「お念仏がお礼となりました。超願寺さんのおかげです。」その一言で、寺、お世話してきた坊守さん、そして私が報われたことでありました。
また、高井さんというすばらしいお同行さんから盲目の本物の禅僧のことを教えて頂きました。
京都駅の地下街の書店でもとめた心屋仁之助師の本は現代的表現の勉強になりました。
9日〜13日初盆。歌をいれるようになって若い人たちがこっちを向いてくれるようになってきました。




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